お知らせ一覧

ふくいんちょうコラム【第4回】食中毒

乾内科クリニック副院長の乾 (いぬい) 正幸です。

第4回目のコラムのテーマは、意外に秋に多い“食中毒”です。

食中毒というと、高温多湿な梅雨から夏にかけて多いというイメージがありますが、一年の中で9月~10月に食中毒が最も多いというデータがあります。その原因として、季節の変わり目に体調を崩し免疫力が低下していたりすることや、行楽シーズンですので野外での飲食が増えたりすることが挙げられます。

%e3%82%a4%e3%83%81%e3%83%a7%e3%82%a6食中毒の主な症状は嘔吐・下痢・腹痛などです。残念ながらほとんどの食中毒に対しては特別な治療法がありません。ですので、食中毒になった場合は、症状を抑えるための対症療法や脱水を補うための点滴などを行うことになります。したがって食中毒に対しては予防が一番大事になります。食中毒の原因は細菌やウイルス、またはそれらが産生する毒素などです。食中毒にならないためには、基本的なことではありますが、調理や食事の前にきちんと手洗いをすることが一番効果的です。また、高温多湿な状態は菌やウイルスの増殖が活発になりますので、夏に引き続きまだこの時期も食材の保存には気を遣う必要があります。加熱処理も食中毒を防ぐのに効果的ですので、特に肉料理はしっかり火を通すようにしてください。

一年のなかで最も過ごしやすい秋はとても短いですので、ぜひ体調管理をしっかり行って秋を満喫してください!

8月31日の上毛新聞に乾内科クリニックが紹介されました

2016年8月31日の上毛新聞で、乾内科クリニックが取り組んでいるABC検診(胃がんリスク検診)と経鼻内視鏡検査が取り上げられました。

記事はこちらです↓
 
毎年9月は「がん征圧月間」です。がん撲滅のためには、一次予防(がんにならないようにする)と二次予防(早期発見・早期治療)が大事です。自覚症状がなくても、がん検診を定期的に受けるようにしましょう。

ふくいんちょうコラム【第3回】熱中症

乾内科クリニック副院長の乾(いぬい)正幸です。

今回のテーマは、これからの時期に気を付けなければいけない“熱中症”です。

人は汗をかくことで体温の上昇を防いでいます。しかし、体の中の水分が不足(脱水状態)すると、汗がかけなくなってしまい体温が上昇します。この状態が“熱中症”です。したがって、屋内外に関係なく気温や湿度の高い日は熱中症になりやすいのです。

熱中症の初期症状には「ボーっとする」「体がだるい」「気持ちが悪い」「手足がしびれる」などがあります。これらの症状は風邪や疲れでみられる症状と似ていますが、放っておくと「けいれん」「めまい」「失神」「意識障害」などの重篤な症状を引き起こすこともありますので初期対応が重要になります。屋内外に関わらず暑い環境での体調不良は全て熱中症の可能性がありますので、自分だけでなく周りの人にも注意を払ってあげる心構えが大事です。高齢者や小さなお子さんが熱中症になりやすいと言われていますが、健常な成人も熱中症になりますので過信しないよう注意してください。また、軽い脱水状態ではのどの渇きを感じにくいので、特に夏の暑い時期はのどが渇く前にこまめに水分を補給することも大事になります

屋外での活動中であれば熱中症による体調不良に気がつきやすいのですが、室内では徐々に温度が上昇していくので暑さを感じにくいため、熱中症になっても気がつかないことがあります。もしあなたの周りに独り暮らしのお年寄りなどいらっしゃいましたら、こまめに連絡をとり体調の変化に気を配ってあげると良いでしょう。

木陰

そして熱中症が疑われる場合は、まず日陰で風通しの良い場所や冷房の効いた涼しい場所に移動し、安静にして水分を補給してください。大量に汗をかいた後は水分だけでなく塩分も不足していますので、水分補給には普通の水やお茶よりも塩分が入っているスポーツドリンクなどが適しています。また、太い血管のある後頭部や腋(わき)、足の付け根などを氷枕や保冷剤で冷やして体温を下げることも重要です。それでも体調不良が改善しない場合はあまり我慢をせずに医療機関を受診してください。多くの場合は点滴を行うことで体調は改善しますが、状態によっては入院が必要になることもあります。意識がもうろうとしていたり水分も飲めなかったりするような状態の時は救急車を呼んでください。

これから夏本番になってきます。しっかりと熱中症予防を行って、この夏を乗り切りましょう。

次回のコラムは10月の予定です。

休日当番医(7月24日)のお知らせ

7月24日(日)は、乾内科クリニックが休日当番医(内科)となっております。診療時間は9:00~18:00です。

夏期休業のお知らせ【8/11(木・祝)~8/15(月)】

夏期休業のため、8/11(木・祝)~8/15(月)まで休診とさせていただきます。

ご不便おかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

ふくいんちょうコラム【第2回】血便

乾内科クリニック副院長の乾(いぬい)正幸です。

第2回目のコラムのテーマは“血便”です。

血便には大きく分けて「目で見てわかる肉眼的血便」と「見た目ではわからない血便」があり、後者を調べる検査には大腸がん検診で行われる便潜血検査があります。

肉眼的血便で最も頻度が多いのは老若男女を問わず痔からの出血です。肛門痛などの自覚症状がない場合でも、内視鏡検査をしてみると軽度の内痔核を認めることは多々あり、そのような方が便秘や下痢などで肛門に刺激が加わることにより出血することがあります。このような痔からの出血の場合は、だいたい数日から1週間以内に自然に血便は消失します。ひとくちに血便と言っても、血便の量、腹痛・発熱の有無、年齢などで鑑別診断が異なってきますので、自己判断はせずに専門医に相談し適切な検査や治療を受けるようにしてください。もちろん、血便で一番怖い病気は大腸がんですので、「自分はじぬし(痔主)だから血便があっても大丈夫!」と過信してはいけません。

見た目に血便がなくても便潜血検査に引っかかった方は大腸内視鏡検査を受けてください。なぜなら、進行した大腸がんがあっても腹痛などの自覚症状を伴わないことが多いからです。また、大腸がんがあっても必ずしも便潜血検査に引っかかるわけではないですので、一度でも便潜血検査に引っかかった方は、再び便潜血検査を行うのではなく、必ず大腸内視鏡検査を受けるようにしてください。近年、食生活の欧米化に伴い日本人の大腸がん、特に女性の大腸がんが増えていますので、40歳を過ぎたら便潜血検査の結果によらず一度は大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。

DSC_0373いかがでしたでしょうか。乾内科クリニックでは予約制で大腸内視鏡検査を行っております。血便がある方だけでなく、血便がなくても大腸の病気が心配な方は、外来で適切な検査や治療についてご相談にのらせて頂きますので、どうぞお気楽にご来院ください。

次回のコラムは8月に掲載する予定です。

平成28年度高崎市健診(検診)のご案内

今年度の高崎市特定健診(国保・社保)、後期高齢者健診が開始されました。予約制になりますので、お手数ですが事前にご連絡ください(TEL: 027-343-3368)。

また、他にも当院で受けられる検診は「胃がんリスク(ABC)検診」、「ピロリ検診」、「大腸がん検診」、「骨量検診」、「前立腺がん検診」、「肝炎ウイルス検診」になります。これらの検診は「健康づくり受診券」が必要になりますので、受診の際は必ずお持ちください。

 

 

5月の連休(GW)の診療のご案内

乾内科クリニックの5月の連休(ゴールデンウィーク)期間中の診療は、日曜・祝日以外は通常の診療となります。

429日(金) 祝日・休診

430日(土) 通常診療(午前のみ)

51日(日)   休診

52日(月)   通常診療(午前・午後)

53日(火)~5日(木) 祝日・休診

56日(金)以降は通常診療

ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

 

ふくいんちょうコラム【第1回】逆流性食道炎

乾内科クリニック副院長の乾(いぬい)正幸です。

これから隔月で気になる身近な病気をテーマにコラムを書いていきたいと思います。このコラムを通じていろいろな病気に対するみなさまの疑問や不安を少しでも解消してもらえればと思います。

さて、記念すべき第1回のコラムのテーマは“逆流性食道炎”です。

みなさんは「最近、食後に酸っぱいものがこみ上げてくることがあるなぁ」とか「なんだか食べ物がのどにつかえるような感じがするなぁ」とかいうことはありませんか?

このような症状がある人は「胃酸が胃から食道へ逆流している」可能性が高いと考えられます。ご存じのように胃酸は食べ物を消化するために胃で分泌されますが、胃酸の刺激は食道には強すぎてしまうため胃酸が食道に逆流すると胸焼けなどの症状が出現すると言われています。そして、内視鏡検査で胃酸の刺激による食道粘膜の炎症(赤み)がみられた場合に“逆流性食道炎”と診断されます。逆流を増悪させる原因には(1)食後など胃の中に胃酸が多い状態で横になる、(2)ベルトや医療用コルセットなどで下腹部を締め付ける、(3)前かがみの状態を長く続けることなどがあります。思い当たりがある方はそれを見直すだけでも症状が良くなることもあります。また、食道と胃の境がゆるくなる食道裂孔(しょくどうれっこう)ヘルニアがある方は胃酸が逆流しやすいと考えられています。さらに、最近では食道が敏感になりすぎて少量の胃酸逆流でも症状を感じてしまう方も増えてきています。

逆流性食道炎は基本的には悪い病気ではありませんので、それほど心配する必要はありません。ですが、症状が強い場合はストレスになりますし、不眠の原因になることもあります。胃酸逆流症状のある方の多くは、胃酸の分泌を抑える薬を飲むことで症状が軽快します。ただし“食道がん”でも同じような症状が出ることがありますので、一度は内視鏡検査(胃カメラ)を受けることをお勧めします。特に喫煙者やお酒を飲む方は食道がんになりやすいので要注意です。

高崎城跡と桜

乾内科クリニックでは、上記のような症状の方には逆流性食道炎のチェックシートに記入して頂き、その結果と症状によって適切な検査や治療についてご相談させて頂いています。何か気になることがございましたら、どうぞお気楽にご来院ください。

次回のコラムは6月上旬に掲載する予定です。

花粉症は大丈夫ですか?

今年もそろそろ花粉症が気になる季節になりました。目のかゆみ、鼻水など気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。 

また、アレルギーの検査(血液検査)も行っていますので、ご希望の方はお申し出ください。